【奇跡の実話】「もう食べられない」と言われた父が、おうちでゼリーをペロリと完食できた理由
- maedaeasyswallow
- 7月23日
- 読了時間: 4分
「もう一度、おうちで一緒に過ごしたい」 「できることなら、もう一度口から食べさせてあげたい」
病院や施設で「これ以上の治療は難しい」「口から食べるのは無理」と言われ、胸を痛めているご家族は少なくありません。
しかし、ご家族の「諦めない強い想い」と「ほんの少しの姿勢の工夫」で、諦めかけていた「食べる喜び」を取り戻した素晴らしいエピソードをご紹介します。
施設での「看取り」から、ご家族のご判断で自宅へ
あるご家族のお話です。
つい3日前まで施設に入所されており、「もう食べるのは難しい」と絶食になり、0㎉の点滴を10日以上続けられて栄養を入れてくれない。看取りの時間を待つばかりの状態でした。
しかし、ご家族の思いは違いました。 「点滴で栄養が取れないなら口から食べることを諦めたくない。最後はおうちで、食べる可能性を信じたい」
ご家族の強い希望で退所が決定し、在宅での生活が始まりました。
そして訪問当日。私が部屋に入った瞬間、信じられない光景を目にしました。
仰向けでもむせない!?「のどの仕組み」を使った工夫

お部屋に入ると、お父様は2つ折りにしたタオルを頭に敷き完全に仰向けに寝た状態で、ご自身の唾液を上手にゴクンと飲み込みながら、とても穏やかに過ごされていました。
体重が落ちてお体が痩せているため、教科書通りの「真横を向く姿勢(完全側臥位)」をとるのは難しい状態です。 そこでご家族は、右肩の下にクッションを差し入れた姿勢を完全側臥位に似た姿勢として食事の姿勢を工夫されていたのです。
実はこの姿勢、**「のどの構造」**を最大限に活かした素晴らしいケアでした。
💡 なぜ、この姿勢でむせなかったの?

頭の下に敷いた「2つ折りのタオル」。 このわずかな高さと角度のおかげで、**のどの奥に「食べ物や唾液が一時的に安全に溜まるスペース(ポケット)」**が奇跡的に生まれていたのです。
私たちが持参した「のどの立体模型(トラピス)」をお見せしながら、 「このタオルの高さが、のどの中にこんなに安全なポケットを作ってくれているんですよ!」 とお伝えすると、ご家族も看護師さんも「なるほど!」と深く納得されていました。
わずか2分で完食!「疲れたからもういいよ」

そして始まったお食事の時間。
嚥下反射はとてもいい、のどの飲み込む力はとても力強く、なんとエネルギーゼリー1パックを、わずか2分ほどで完食されたのです!
食べ終わると、 「疲れたからもういいよ」 と、ご自身の意思をはっきりと言葉で伝えてくださいました。
数日前まで医師や施設職員から「もう食べられない」と諦められていた姿とは、とても思えません。ご家族の諦めない想いと工夫が、お父様の「食べる力」を再び呼び覚ました瞬間でした。
諦める前に、まずは「姿勢」を見直してみませんか?
痩せている方の姿勢を調整するのは、専門家でもとても繊細で難しいことです。 ですが、あきらめる必要はありません。
ほんの少し「体の向きや角度」を変えるだけで、唾液吸引の回数を減らしたり、再び口から食べられるようになったりするケースがたくさんあります。
「もうダメかもしれない」と一人で悩まず、ぜひ訪問看護師さんや在宅医の先生、そして私たちのような専門のケアをサポートする機関にご相談ください。
私たちはこれからも、「おうちで食べる喜び」と「ご家族の笑顔」を全力で応援しています!
このご家族のように仰向けで誰でも食べられるわけではありません。
いくつもの条件が重なった時に食べられます。
「口から食べることは難しい。」と言われ悩んでいるのであれば
まずは、完全側臥位法アドバイザーの前田悟にお電話ください。
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完全側臥位法アドバイザー 前田悟
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