看護師:ChapterⅢ 診断 6.口腔 取り込み送り込み
概要と臨床の核心
本書は、食事介助中に患者が口を閉ざしたり溜め込んだりする現象の約9割が「心理的拒否(拒否食)」ではなく「口腔障害」であるという事実を解明します。意思による「随意運動」と自動的な「反射運動」が交差する口腔期の病態を正しくアセスメントし、科学的根拠に基づいて介入を行うことの重要性を説いています。
実践的な代償法と戦略
反射への対応:脳障害で再出現した「吸啜反射」に対して、唇に触れずにスプーンを挿入する技術や、シリンジ・チューブによるバイパス法を提案。
重力と刺激の活用:舌の出力不足を補う「30度仰臥位(くつろぎ)」や、口峡開大不全に冷感刺激を考える「ガリガリ君療法」を紹介。
一口量の最適化:従来の減量原則を見直し、入力感覚を強めて反射を補う「10〜20ccへの増量(ペースト食等)」という攻めの戦略を比較表やイラストを使って解説。
看護師や医療従事者が「食べられない理由」を生理学的に特定し、多方面連携やケアに活かすための実践クイズ10選も収録した、QOL向上に直結する一冊です。
¥330価格
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